お盆前の小学生のためのイベント「星降る一夜合宿」では、毎年自分たちで夕飯を作ります。今年も定番ライスカレー、一昨年までは手打ちうどん作りもしていましたが、去年から、段ボールでピザ釜を作って「ピザ」を焼き、竹を切ってきて節を削り「そうめん流し」をしました。みんな大喜び。
平生、おとなしい男の子が、妙に包丁を使うのが上手だったり、炭火を起こすのが上手でみんなの喝采を浴びる子や小刀を使って次々に竹の節を削り取る子、皿洗いの天才少女まで登場しました。
子供たちはみんないろんな面を持っています。ほめてあげるところがいっぱいなんです。そんなところから生まれる小さな自信が、生きていく力になり、ちょっと嫌な言い方だけど学習にもいい効果をもたらします。
私の友人に一人の陶芸家がいます。小さい時はまるっきり勉強が苦手だったといいます。でも彼は一流の陶芸家になる過程で自然に多くの知識を身に着け、立派な文化人となっています。作陶することによる自信とより高い文化に触れる機会をもたらした環境の変化が自然に彼を学びに向かわせたんでしょう。「ぼくは〇〇が得意だ。そのお陰でいろんなことを知ることができた。」なんてよくある話なんですよね。
写真は段ボールでつくったピザ釜で、ピザを焼いてるところです。
 (写真4枚)
学習共同体河浜塾さんの写真
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